【2006年8月のテーマ:夏の花と自由研究】 (8/1・8/15放送分)
−− 夏のお花 −−(8月1日OA)
夏は寒冷地のお花 −
8月に入って、夏本番です。夏といえば、甲子園です。私は高校球児だったんです(笑)
お花屋さんで言えば8月といえば、お盆があります。でも今年は長雨が続いた天候の関係であちらこちらで問題が発生しています。
例えば薔薇でで言えば、山形は寒冷地になります。反対は暖地といって静岡・愛知などがあります。
今の主力の花は、長野・福島・山形・岩手・北海道などがメインとなって寒冷地の花が日本全国の花をまかなっている状況です。
山形の花卉栽培は大きいです。寒河江はバラ、新庄でトルコキキョウ、リンドウは蔵王・作矢沢、上山はアルストロメリア、米沢はデルヒニウムやアルストロメリアなど大きな生産地が各地にあります。
この時期の暖地の花は花弁の枚数が少ないとか、色の出方が悪いとか、病気になりやすいとか色々あります。だから、この時期は寒冷地の花が好まれます。
花も人間も時には厳しい環境で −
7月20日頃は長雨が続いて、気温も上がるので花は怠けてくるらしいです。ただ、雨が多くて温かいだけでは花もだらだらと育ってしまいます。少し厳しい環境を作ってあげないと花は強く育たないということです。人間も同じですね。強く育つには時には厳しい環境におくことが大切なんですね。
バラは生産されて流通するまでの時間はほとんど同じなんです。芽が出たときから花が咲いて流通して皆さんの目に触れるまでの時間は決まっているんです。例えば2000時間とか。だから、その2000時間をどのように生育させるかに生産者の苦労があります。
お盆のお花 −
一昔前は、お墓に供える花といえば菊という感じでしたが、現在は好きな花を供える方も多くなりました。自分の好きな花、故人が好きだった花など、恥ずかしがらずに、「この花が欲しい」といっていただければ幸です。
切花でこの季節の長持ちしやすい切花はブルーファンタジーです。紫色のカスミソウのような花です。長持ちする花を供えてあげるのもいいと思います。
−− 自由研究 −−(8月15日OA)
夏休みも後半に入って −
夏休みも残すところあと1週間程度。まだ終わっていない宿題に手を焼いている方もいらっしゃると思います。中でも、自由研究は毎年悩みの種。結局、お父さんお母さんが手伝って終わらせてしまうなんて事もあるのではないでしょうか。
私が小学校の時は染物をした覚えがあります。花屋の特性を活かして、トルコキキョウや紅花などありとあらゆる花を煮て染め付けた覚えがあります。その中でトルコキキョウなどは色が出なかった経験があります。色が濃い花だから染まるということでもないんです。そういう中でやっぱり紅花などは綺麗に染まりました。江戸時代に、なぜ紅花染めがあれだけ流通したのかということも分かると思います。
紅花 −
紅花は河北町が有名ですが、山形市でも高瀬ではたくさん栽培されています。「思いでぽろぽろ」の舞台にもなったので有名ですね。
昔、紅花はトゲトゲしているので摘む時にとの棘に刺さって血が出て、その血で紅く染まったという話なんかもあります。
最近では観賞用に棘のない紅花も栽培されています。お店にも棘のない紅花は増えてきています。扱う私たちも棘が刺さると痛いですから(笑)
面白い立て札の付いている花 −
お花屋さんには面白い立て札の付いている花などもあります。
マイナスイオンを出すトラノオ。カランコエという花は、頭のよくなる花として売られています。どう頭がよくなるのかは実際分かっていません。どなたか研究してみてはいかがですか?結果が分かったらこっそりメールで教えてくれると嬉しいです。
また、
サボテンなどは人間の言葉が分かると言われています。
このように、お花屋さんは生きている植物を扱うので自由研究のネタになりそうなものがたくさんあると思います。お花を買うだけじゃなくて、そういった楽しみ方も出来ます。
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