【2006年10月のテーマ:秋のブライダルとチェンマイ国際園芸博覧会】 (10/3・10/17放送分)
−− 秋のブライダル −−(10月3日OA)
寒暖の差−
すっかり秋も深まってきました。昼と夜の気温の差も大きくなり、体調を崩している方もいるかもしれません。私も喉をやられてしまいました。さて、寒暖の差が激しくなるとお花は丈夫になってきます。今頃は10〜15度くらいの寒暖の差があるんですが、この差があるとしっかり植物も育ってきます。今年は寒暖の差がハッキリしているので紅葉もきれいです。お店に入荷してくる紅葉の枝物なども例年よりもきれいですね。例年ですと茶色がかって紅葉としてお店に並べるのはつらいかなというのがあるんですけど、今年はそれがなくてどれも色鮮やかに紅葉しています。
秋のブライダル−
9月から10月・11月ぐらいまでは秋のウエディングが盛んになります。
最近は色合いはマチマチで、自分の好きな色やドレスに合わせた色など個性を活かす方が増えてきているので、色合いについての傾向というのはないんです。でも秋は和風のウエディングが多くなってきます。夏でも着物をきるウエディングはありますが、テーブルコーディネイトを和風にして欲しいといった要望はなぜか秋になると増えてきます。
和風ウエディングのアレンジではダリアなどを使っています。
川西町のダリア−
ダリアといえば川西町が有名です。川西町のダリア園の周りにダリアの生産者がたくさんいます。川西町のダリアは東京ではものすごい値段で取引きされています。まさにお花のブランド品です。
川西町のダリアはその辺に咲いてるダリアとは全然違って、品種改良もされていて、きれいに手入れをされているので和風の婚礼のときには特に重宝して使わせていただいています。
最近は黒蝶という黒いダリアや、ぽんぽんダリアという丸い球体のダリアなどもあります。面白い形や珍しい色のダリアはメインテーブルやブーケなどにも使い勝手がいいです。
川西町のダリアは全国でも有名で、優秀な生産者がたくさんいます。川西町のダリア園にも機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょう。ダリア園は最後の最後には切ってお持ち帰りもOKになりますよ。
−− チェンマイ国際園芸博覧会 −−(9月19日OA)
チェンマイ国際園芸博覧会 −
今月の末からタイのチェンマイの方に行ってきます。なぜチェンマイかというと、アジアの色々な都市で4年に1度位の期間で大きな花の博覧会があります。4年前は中国の昆明(コンメイ)でおこなわれました。今年はタイで行われることになりました。タイのプミポン国王の在位60年の祝賀行事の一環という意味合いもあり特に華やかに行われると思います。
今のタイはお花の生産が盛んになってきて、国内需要も伸びていますが輸出なども伸びてる国です。
今回の博覧会は国同士の友好も兼ねていて、日本政府からのお仕事ということで行ってきます。今年の3月に優勝した大会があるんですが、その大会の主催者が政府の代わりにお仕事させていただくということになって、今年のチャンピョンなので是非とお声をかけていただきました。
日本の四季を表現 −
日本のブースでは日本の四季を持って行くということです。
本来は生の木物というのは検疫で引っ掛かるので、日本からタイへ持って行けないんですが、今回は日本政府の方で特別に検疫もクリアして、紅葉や桜なども持って行くそうです。
桜などは大きな冷蔵庫で一度冬眠させて、博覧会の期間中に咲くように生産者の方が努力していると思います。
日本で使っている枝物や弦物というのは海外にはないんです。夏に中国に行ったときは日本に普通にある花がなかったんですよ。旬だったヒマワリなどがなく、普段使っていないような花がほとんどでした。それを使ってどうアレンジしていくかが楽しいですが、今回は、日本のもので日本らしさをを表現することになります。
日本らしさ −
国際大会ではお国柄というのがでます。それぞれの国の歴史が文化になって、それが感性や感覚になってくるので、お花を見ればどの国か分かるぐらいに違いが出ます。
特に大陸と島国というのははっきりと違いが出ます。日本は独自の感性や文化を表現しますが、地続きになっている国は自分たちをはっきりと主張して来ます。そういった力強い主張には日本らしさだけでは対抗できない部分も出てきます。
でも、日本人には日本人しか表現できないこともたくさんあり、そういったものを勉強しに海外からたくさんの人が来ています。実際、日本人のつくるものは特に注目を集めたりします。来月の放送では報告もできると思いますのでご期待下さい。
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